かりん燈関東の新入りです   マニュアルGさん

 去年、かりん燈関東に出会うことが無かったら落ち込んだ気分はもっと続いていたと思う。
 初めは、ゆるーい雰囲気に脱力する思いだった。
 ところが、水が合うというのか、馴染んでくるとつかみ所の無い集まりの、頼りにはなりそうもないが心を包んでくれる空気に感謝が生まれている。
 京都の本家、元祖かりんとうの味とはちがうのかもしれない。介助者の労働を調査し活動を切り開いた渡辺さんらの仕事はすごいが、「関東」のこの味わいも捨て難いと思う。

 私は20代に「ちえ遅れ」の子供たちのボランティヤをはじめ、前後して青い芝の横塚さんの話に感銘を受けた。
 「障害児」も一緒の共同保育所で保育しながら、公立の保育所や普通学級入学運動のはじっこにもいた。
 青い芝の人たちとのつき合いもあった。
 体調の悪化で自立生活をやめそうになった人の24時間介助、自立再開に関わった頃は楽しかった。
 その後、一緒にNPOをつくり、事業所化に戸惑いながら非常勤での介助を続けてきた。
 ここ数年。
 共に生きるってこんなことではないだろう、と思うことが多い。
 例えば、私のいる事業所でごく自然に「障害者」の利用者をお客サンと呼んでいる。不自然に感じる私の感覚がズレているのだろうか。
 埼玉県の指導で介助には写真入りの名札をつけることが義務化されるとのこと。
 最近介助をはじめた青年。やたらに介助中「させていただきます。」を連発する。接遇の研修の成果なのか。
 今さら、そもそも論は言ってもムダかもしれないが、介助に資格は必要なのか、と数えあげれば次々と疑問が生まれる私である。
 厚労省のお役人は、一級ヘルパー・介護福祉士になって質の良い「介護」をしろという。
 介護福祉士に介助してもらってシラけている利用者も知っている私としては、ニチイも厚労省の天下り先介護ギョーカイなんだと納得していますが。
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by columnkk | 2012-01-17 23:19